台湾ハリウッド~台湾語映画の時代~

台湾を知ろう

 戦前の台湾(日本統治時代も含めて)では、中国語(普通話)ではなく台湾語(中国福建省が起源といわれる)が話されていました。そして戦後、蒋介石率いる国民党と外省人(大陸から来た人々)が台湾に入って来ると、台湾語ではなく中国語が政策により標準語として話されるようになりましたが、一方、台湾語は本省人(もともと台湾に住んでいた人々)の間に定着していたこともあって、1955年から1981年にかけて、「台湾片」ーセリフが台湾語の映画ーが本省人などによって精力的に作られるようになりました。

総本数1000本を超える台湾片は、伝統人形劇をベースにした歌仔戯映画やメロドラマ、コメディー、ホラーと多岐のジャンルにわたって制作され、幅広い年齢層を魅了しました。

映画は温泉地として有名な北投で作られていましたが、GW公開中の映画「台湾ハリウッド」(2013年 監督シャオ・リーショウ、北村豊晴)は、その台湾語映画の撮影所で起こる人間模様を笑いあり、涙ありのストーリーで巧みに描いた娯楽作品となっています。

2時間を超える作品ですが、台湾映画の歴史、そして台湾語映画に興味のある方は是非足を運んでみてください。(K’scinema新宿にて 4/25~5/8)

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